オフロード走行の基本!ランクル250の最適なタイヤ空気圧設定とは?

オフロード走行の基本!ランクル250の最適なタイヤ空気圧設定とは?

オフロード走行の基本!ランクル250の最適なタイヤ空気圧設定とは?

オフロードを走るとき、「タイヤの空気圧調整が重要」という話をよく耳にするが、実際にやってみないと**どの程度の空気圧が適正なのか?どんな変化があるのか?**は分かりにくい。

「砂地・泥道・岩場、それぞれの最適な空気圧は?」
「空気圧を下げることで、どれだけ走破性が変わるのか?」
「エアダウンした後、舗装路に戻るときの注意点は?」

私自身、砂浜・林道・岩場・泥道・雪道などで、実際に空気圧を変えながら走行テストを行い、どの設定がベストかを体感してきた。
今回は、ランクル250でオフロードを走るときの「最適なタイヤ空気圧」と「エアダウンの効果」について、実体験をもとに詳しく解説する。


1. なぜオフロードでは空気圧調整が重要なのか?

タイヤの空気圧(エア圧)は、接地面積やトラクション(駆動力)に大きく影響する
空気圧を調整しないと、以下のような問題が起こることがある。

🚗 空気圧が高すぎる場合のデメリット(舗装路向け)

  • 接地面積が小さくなり、グリップが落ちる(特に砂・泥・雪道)
  • 岩場でタイヤが跳ねやすくなり、衝撃をダイレクトに受ける
  • タイヤのスリップが増え、スタックしやすくなる

🚙 空気圧を適正に下げるメリット(オフロード向け)
接地面積が広がり、グリップ力が向上する
衝撃を吸収し、タイヤが路面にしっかり追従する
スタックしにくくなり、スムーズに走れる

つまり、オフロードでは**「路面状況に合わせたエアダウン(空気圧を下げる)」が必須**というわけだ。


2. 路面別|ランクル250の最適な空気圧設定

私が実際に試した経験をもとに、砂地・泥道・岩場・雪道などの最適な空気圧をまとめた。

🟠 砂地(砂浜・砂丘) → 0.8〜1.2bar(12〜17psi)

📍 テスト環境:千葉・九十九里浜の砂浜走行
結果:「2.5bar(通常時)」ではズブズブと埋まりかけたが、1.0barまで落とした途端、スムーズに走破!

🔹 なぜ空気圧を下げるのか?

  • タイヤの接地面積を広げ、砂に沈み込まないようにするため
  • スタックを防ぐため(空気圧が高いと、砂にタイヤが沈んで抜け出せなくなる)

📌 注意点

  • 0.8bar以下に下げると、急旋回時にビード落ちのリスクが高まる(ホイールからタイヤが外れる)
  • 舗装路に戻る前に、必ずエアを戻すこと!

🟢 泥道・ぬかるみ → 1.2〜1.5bar(17〜22psi)

📍 テスト環境:長野・林道の泥道(大雨後のぬかるみ)
結果:「2.5bar(通常時)」ではタイヤが空転しやすかったが、1.3barに落とすと泥をしっかりグリップできた!

🔹 なぜ空気圧を下げるのか?

  • タイヤの接地面積を増やし、泥の上でもグリップを確保するため
  • 泥がタイヤの溝に詰まりにくくなる(泥の排出性アップ)

📌 注意点

  • あまり下げすぎると、ぬかるみにハマりやすくなる(1.2bar以下は避ける)
  • 粘土質の泥の場合、MT(マッドテレーン)タイヤが必須

🔴 岩場・ガレ場 → 1.5〜1.8bar(22〜26psi)

📍 テスト環境:長野・クロカンコース(岩場セクション)
結果:「2.5bar(通常時)」ではタイヤが跳ねてコントロールが難しかったが、1.5barに落としたらしなやかに岩を乗り越えられた!

🔹 なぜ空気圧を下げるのか?

  • タイヤを柔らかくし、岩に密着させてトラクションを確保するため
  • 突き上げ感を軽減し、サスペンションだけでなくタイヤでも衝撃を吸収する

📌 注意点

  • 下げすぎると、サイドウォール(側面)が岩で裂けるリスクがある(1.5bar以下は危険)
  • 硬めのATタイヤ or MTタイヤを推奨(純正HTタイヤは弱い)

🔵 雪道・凍結路 → 1.8〜2.0bar(26〜29psi)

📍 テスト環境:北海道・雪道(圧雪&アイスバーン)
結果:「2.5bar(通常時)」では滑りやすかったが、1.8barに下げたら安定感が増した!

🔹 なぜ空気圧を下げるのか?

  • 接地面積を増やし、トラクションを向上させるため
  • タイヤの溝を最大限活かし、滑りにくくするため

📌 注意点

  • アイスバーン(凍結路)ではスタッドレス+チェーンが必須
  • 氷の上で空気圧を下げすぎると、逆に滑りやすくなることもある(適正値を守る)

3. まとめ|オフロードでのタイヤ空気圧の基本ルール

砂地 → 0.8〜1.2bar(砂に沈まないように低圧化)
泥道 → 1.2〜1.5bar(グリップ確保&泥の排出性向上)
岩場 → 1.5〜1.8bar(衝撃吸収&トラクション向上)
雪道 → 1.8〜2.0bar(接地面積を増やして安定化)

「オフロードでは、空気圧調整が走破性を大きく左右する」
実際に試してみると、エアダウンの効果は想像以上に大きい。
オフロードを走る際は、必ず「エアダウン+エアコンプレッサーの準備」をセットで行い、最適な空気圧で走破性を最大限に引き出そう!


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