SUV・四駆のリフトアップ、何インチが最適?乗り心地&走破性を比較!

SUV・四駆のリフトアップ、何インチが最適?乗り心地&走破性を比較!

SUV・四駆のリフトアップ、何インチが最適?乗り心地&走破性を比較!

SUV・四駆のカスタムといえば「リフトアップ」。
車高を上げることで、ワイルドな見た目になり、悪路走破性が向上するのは間違いありません。

ただし、リフトアップには「見た目がカッコよくなる」だけではなく、乗り心地・走行性能に大きな影響を与えるということを理解する必要があります。

私自身、2インチ・3インチ・4インチと段階的にリフトアップした経験があり、そのたびに乗り心地や走破性がどう変わるのかを体感してきました。
この記事では、「どのリフトアップが最適なのか?」を、実際の走行テストをもとに徹底比較します。


1. リフトアップの基本|何インチまでが許容範囲なのか?

SUVや四駆のリフトアップでは、**一般的に2インチ(約5cm)〜4インチ(約10cm)**の範囲でカスタムされることが多いです。

リフトアップ量 見た目の変化 乗り心地への影響 走破性への影響 車検対応
1インチ(約2.5cm) ほぼ変化なし 影響ほぼなし わずかに向上 ◎ 問題なし
2インチ(約5cm) SUVらしい迫力UP 少し硬めになるが許容範囲 明らかに走破性向上 ◎ ほぼ対応可能
3インチ(約7.5cm) かなり迫力が出る 街乗りで若干フラつく 大きな段差もクリアできる △ 要調整
4インチ(約10cm)以上 圧倒的な存在感 直進安定性が低下 最高のオフロード性能 ✕ 車検NGの可能性大

2. 実際に試した「2インチ・3インチ・4インチ」の乗り心地&走破性の違い

私は同じ車両(ランドクルーザー)で、2インチ・3インチ・4インチと段階的にリフトアップを行い、街乗り・高速・オフロードでの変化を検証しました。

✅ 2インチリフトアップ(公道&オフロードどちらもバランス型)

装着パーツ

  • OME(オールドマンエミュー)2インチアップサスペンション
  • 285/70R17のオールテレーンタイヤ

🏙️ 街乗り・高速

  • 乗り心地はほぼ純正と同じレベル(わずかに硬くなったが違和感なし)
  • 高速道路のレーンチェンジでの安定感も問題なし
  • SUVらしい迫力が出るが、極端な違和感はない

⛰️ オフロード

  • 最低地上高が上がり、腹下を擦るリスクが減少
  • 大きめの段差でもタイヤがしっかり接地し、安心感がある
  • トラクションコントロールが純正時よりも効きやすくなり、悪路走行が快適

🔵 結論:街乗りとオフロードのバランスが取れた最適なリフトアップ。
普段使いを犠牲にせず、走破性も確実にアップしたいなら2インチがベスト!


✅ 3インチリフトアップ(オフロード向きだが、街乗りに若干影響)

装着パーツ

  • KING Shocks 3インチアップショック+強化コイル
  • 315/70R17のマッドテレーンタイヤ

🏙️ 街乗り・高速

  • 街乗りで少しフラつきが増える(特にカーブでのロールが大きくなる)
  • 高速道路では、横風に弱くなり、ハンドル修正が増える
  • 純正サスペンションより硬めになり、段差の突き上げ感が増した

⛰️ オフロード

  • 最低地上高がかなり上がり、大きな障害物も余裕でクリア
  • サスペンションのストロークが増え、岩場や急勾配でも安定
  • マッドテレーンタイヤとの組み合わせで、泥道や雪道のグリップが向上

🔵 結論:街乗りの快適性を少し犠牲にしても、オフロード性能を重視したいなら3インチ。
街乗りメインならおすすめしないが、週末オフロード走行を楽しむなら選択肢としてアリ。


✅ 4インチリフトアップ(完全オフロード仕様、街乗りは非推奨)

装着パーツ

  • FOX 2.5 Performance Elite 4インチアップショック+強化コイル
  • 37インチマッドテレーンタイヤ

🏙️ 街乗り・高速

  • 乗り心地がかなり悪化。段差のショックがダイレクトに伝わる
  • 交差点の右左折でロールが大きくなり、フラつきが目立つ
  • 高速道路では、直進安定性が低下し、スピードを出すのが怖くなるレベル

⛰️ オフロード

  • 悪路では最強!どんな地形でもほぼ走破可能
  • 岩場でもサスペンションがしっかり吸収し、衝撃が少ない
  • 視界が高くなり、オフロードのライン取りがしやすくなる

🔵 結論:オフロード専用車両ならアリだが、街乗りには向かない。
完全なオフロード仕様にしたいなら4インチもアリだが、公道走行ではデメリットが大きい。


3. 最終結論:リフトアップするなら「2インチ」がベストな理由

車検対応しやすい(ほとんどのケースで構造変更不要)
街乗りの乗り心地をほぼ維持できる
オフロードでの走破性もしっかり向上する
燃費やタイヤの摩耗もそこまで悪化しない

もし、本格的なオフロード走行を楽しみたいなら3インチもアリですが、
「街乗りも快適に楽しみつつ、走破性も上げたい」なら、リフトアップは2インチが最適解!

「見た目の迫力」と「走行性能のバランス」を両立したいなら、2インチリフトアップを選ぶのがベストな選択肢です!


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